先日、とあるロンドンのモダンなコーヒーショップに立ち寄った際、レジ横のショーケースにフラップジャックという焼き菓子が並べられていているのが目に留まりました。
それがとても美味しそうだったので気になって調べてみたところ、フラップジャックはイギリス発祥のお菓子であるということを知りました。
フラップジャックとは、オートミールとシロップなどを混ぜて作る四角いグラノーラバーのようなものなのですが、フルーツを使ったものやナッツを使ったものなど、フレーバーは様々。こちらではコーヒーのお供のスナックとしてカフェなどでよく見かけます。
見た目からザクザクしているものを想像していたのですが、中は意外と柔らかくて、Fudgyと表現されるねっとりした食感。
確かにこの食感、イギリスでは好まれているようで、この食感のお菓子は豊富のような気がします。
ということで、色々なレシピを参考にさせていただきながらルヴァンの余り種を使ってヘルシー仕上げのバナナフラップジャックを使ってみました。
乳製品は使わず、ヴィーガン仕様。
材料の大半はバナナとオートミールで、糖類は蜂蜜を少し。あとはレーズンとシナモンの風味で甘さを出しています。
バナナの熟成が不十分だったり、甘党の方は蜂蜜を足してみてください。
◆材料
・完熟バナナ 280g(バナナブレッド同様、できるだけ黒いものを使うのがポイント)
・ルヴァン種 50g
・ピーナッツバター(砂糖不使用) 60g
・はちみつ 50〜60g
・オートミール 250g
・シナモン 小さじ1
・塩 ふたつまみ
・レーズン 40~50g
・パンプキンシード 適量
◆作り方(約9個分)
1.バナナをボールにいれ、フォークなどで潰してマッシュする
2.1にルヴァン種を加えてヘラで混ぜてなじませる
3.2にピーナッツバターとはちみつを加えて混ぜる
4.3にオートミールとシナモンと塩とレーズンを加えて混ぜる
5.生地をベーキングシートに取り出して1㎝程度の高さになるように正方形に整える
(型にいれて焼いてもOKです)
6.5にパンプキンシードをトッピングする
7.オーブンを180℃に予熱する
8.予熱が完了したら180℃で40分焼成
9.焼き上がって粗熱がとれてきたら、4辺を切り落として9等分する
(型で焼く場合は4辺を切り落とさなくてOKです)
切り落とした部分がザクザクで美味しい。このオートミールビスコッティも一緒に焼けちゃいます。
手軽に栄養・エネルギー補給ができて、朝食やヘルシーなおやつとしてぴったりです。