パンづくりには色々な方法がありますが、参考までに私が使用している道具を紹介します。
◆鋳物ホーロー鍋(Staub Oval 27cm)
パンを膨らませるのにスチームはとても重要。
鋳物ホーロー鍋は焼成時にパン生地から出た水蒸気の逃さず、その水分がパンを膨らませてくれるので、私のパンづくりの必需品です。
鋳物ホーロー鍋は、ル・クルーゼかストウブなどが有名ですね。ル・クルーゼも持っていますが、ストウブは蓋の裏にピコ(突起)がついていて、素材からでる蒸気を水滴化してよりふっくらしっとり仕上げることができるので、今のところストウブを愛用しています。
ちなみに、こちらのストウブはアマゾンUKで168ポンドでした。
https://www.amazon.co.jp/dp/B000TSN71M/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_bHpzDbBT487A5
◆発酵カゴ(バネトン)・生地こねスティック・カッター
これらは必需品ではありませんが、あると便利なもの(かつ、なんとなくテンションをあげてくれるもの)です。
発酵カゴ(写真左)は天然籐のラウンド型とオーバル型を作りたい形に合わせて使用しています。
パン生地を寝かせる時は、生地を取り出す時に生地がくっつかないようにカゴにたっぷり粉を塗りますが、使用後はブラシで粉を落として乾燥させます。リネンライナーはつけたりつけなかったりですが、パンにカゴの線模様をつけたいときは使いません。
独特な形の生地こねスティック(写真中央)は、水と粉を混ぜ合わせるときに大活躍! 生地が手やボウルにまとわりつくこともなく簡単に混ぜることができます。
発酵後、焼成前にパン生地に切れ目を入れる際に使うカッター(写真右)は、細かい模様をいれたいときに。 シンプルな切れ目をいれるときは普通の小さいナイフの方が使いやすいと思います。
◆スクレイパー・料理温度計・赤外線温度計
スクレイパー(写真左)は、ボウル内の生地を集めたり、切ったり、形成時に使います。水分の多い生地を扱う場合は、プラスチックだとくっつきやすくなるので、スチールのスクレイパーがおすすめです。
料理温度計(写真中央)は、主にパンの生地温度を確かめる時に使用
赤外線温度計(写真右)は、オーブン内の温度や水の温度を確かめる時に使用しています。
ちなみに、タニタの製品はロンドンのベーカリーで働く方にも人気で、お土産で買っていくと喜んでもらえます。