ドイツや北欧のパンでよく使われるセリ科の果実、キャラウェイシード。
鼻を抜ける爽やかさと口に広がる甘味を持ったキャラウェイシードはライ麦と相性抜群。
今回はそこに白煎り胡麻を加え、香ばしくクセになる味わいのライ麦パンを焼いてみました。
胡麻のほかにも、かぼちゃの種やひまわりの種などを入れても美味しいです。
◆材料
・ライ麦粉 170g ・強力粉 130g(たんぱく質量が多い最強力粉がおすすめです) ・ルヴァン種 60g ・水 225g ・塩 6g ・キャラウェイシード 10g ・煎り胡麻 10g
◆作り方
1.ライ麦粉と強力粉をボウルにいれて均一になるように混ぜる。 2.1に水を加えて粉気がなくなるまで混ぜ、そのまま1~2時間程度放置する(オートリーズ)。 3.2にルヴァン種を加え、全体がなじむように手で混ぜる。(ミキシング) 4.30分後、塩を加えて手で生地を揉むようにしながら生地を捏ねる。
5.30分後、キャラウェイシードと胡麻を生地に加えて、折りたたみを行う。 6.5を2~3回繰り返す。
7.生地全体にふつふつと小さな気泡がはいってきたら成形する。 ※種の状態にもよりますが、パンの生地温度が約22~23℃の状態で発酵を進めた場合、一次発酵完了はルヴァン種を混ぜてから4時間程度が目安です。 8.成形した生地を冷蔵庫にいれて、約8~24時間低温長時間発酵。 9.キャストアイロン鍋をオーブンにセットして280℃設定で予熱する。 10.予熱が完了する数分前に生地を冷蔵庫から取り出し、クープを入れる。
11.オーブンの予熱が完了したら生地にかるくミストをかけ、蓋をして250℃で約25分焼成。その後、蓋を外して約5~15分焼成。