日々の食卓に欠かせないパンの王道といえば、やはり食パン。
今回は、スイートルヴァン種を使って、酸味を抑えつつしっとり柔らか優しい味わいの食パンレシピを作ってみました。
このレシピではミキサーを使用していますが、もちろん手ごねでもOK。
また、食感をふんわりさせるため、今回はインスタントドライイーストも併用していますが、ごく微量であるため長時間発酵によるメリットも享受できる形にしています。
私は時々インスタントドライイーストを加えないバージョンを焼くことも。
その場合は発酵時間が長くなり、よりもっちりした食感になります。
このレシピははちみつを使用しているので、1歳未満のお子様には食べさせないようにご注意下さいね。
◆材料
・強力粉 335g ・薄力粉 65g ・スイートルヴァン種 80g ※スイートルヴァン種の作り方はコチラ ・豆乳(砂糖不使用) 260g ・水 40g ・塩8g ・はちみつ 35g(または40g) ・バター 15g ・インスタントドライイースト 0.4g ※なくても作れますが、いれるとよりふんわりとした食感になります。
生地を混ぜる前に、豆乳とバターは室温に戻しておきます。
はちみつの量は、お好みや加える豆乳の風味によって調整して下さい。(私がイギリスで購入している豆乳は日本のものよりもあっさりほんのり甘い味わいで、はちみつ35gでちょうど良いですが、豆の味が濃く甘味が少ない豆乳を使用する場合は40gでも良いと思います)
このレシピで使用している型は以下の大きさのものです↓
◆作り方
1.強力粉・薄力粉・塩・イーストをミキサーに入れてよく混ぜる。 2.豆乳・水・ルヴァン種・はちみつを1と別の容器(ボールやカップ)にいれて、全体がなじむまでよく混ぜる。 3.2を3に加えて、ミキサーの低速でミキシングする。(約5~6分程度が目安) 4.生地全体に粉気がなくなり生地の表面が少し滑らかになってきたら、ミキサーの速度を中速に上げてさらにミキシングを続ける。(約5~6分程度が目安) 5.グルテンの網目状の組織ができ、生地を伸ばした時に薄膜が見えるようになってきたタイミングでミキサーを低速に戻し、バターを2~3回に分けて加える。 6.バターがなじんだら、ミキサーを中速に戻し、生地がひとかたまりになり表面がなめらかになるまでミキシングを行う。(約5~6分程度が目安) ※捏ね上げ温度は約26℃
7.生地をミキサーから取り出し、容器にいれて室温で一次発酵開始。(室温約22℃の場合、約3~4時間が目安) 8.一次発酵の間に、1~2回折りたたみを行う。 9.生地を4℃以下の冷蔵庫に入れて一晩寝かせる。
10.冷蔵庫から生地を取り出して、約30分復温させた後、必要に応じで分割・丸めを行う。 ※ワンローフ成形の場合は、分割・丸めを行わず、約1時間復温させた後そのまま成形を行う。 11.30分後、成形して型に生地を入れる。 ※下の写真は丸形成形にしています。
12.生地が型の7割程度まで膨らんだタイミングでオーブンを200℃に予熱開始。 ※生地が型の7~8割程度まで膨らんだタイミングで焼成を開始できるよう逆算する。 13.予熱が完了したら、生地の表面にミストをかけ、オーブン設定を180℃に下げて約35分焼成。