ピスタチオローズリュスティック

リュスティックを焼きました。

一見シンプルなリュスティックですが、ナイフで切ってあけてみると・・

ピスタチオグリーンとローズピンクのコントラストがちょっと華やかなパン。
(すみません、バラの花びらちょっとのせてます)

薄いサクサクのクラストにもっちり柔らかクラム。
噛むとピスタチオとローズの香りが口の中に広がります。

ピスタチオスプレッドを塗って追いピスタチオ♪
これがまた美味しい。

作り方は、以前紹介した下記のチャバタとほぼ同じレシピで作りました。

◆材料(4個分)

・強力粉 200g
・水 160g
・ルヴァン種 40g
・塩 4g
・オリーブオイル 6g
・ピスタチオ
・エディブルローズ

※ルヴァン種は事前に2~3回種継ぎをしてから生地に使いました。
※強力粉はたんぱく質量100gあたり11.2gのものを使用しています。

◆作り方

室温23℃、生地温度23~24℃で作っています。
時間はあくまでも目安なので、生地の状態を見ながら発酵時間は調整してみて下さい。

1.強力粉と水をボールに入れて、粉と水がなじむまでゴムベラなどで混ぜ、ボールにラップやシャワーキャップをかけて2~3時間室温に置いておく。(オートリーズ)→夏場は冷蔵庫または野菜室へ

2.1の生地の上にルヴァン種を全体に広げるようにかけ、生地の外側から軽くつまんで中央に向かって折りたたむようにしながらボール2~3回転分、軽い折りたたみを繰り返す。
※エアリーな内層を作るためにあまり捏ねないように生地を扱います。

3.30分後。塩とオリーブオイルの半量を2の生地に加え、ここでも生地の外側から軽くつまんで中央に向かって折りたたむようにしながらボール2~3回転分、折りたたみをする。

4.残りの塩とオリーブオイルを3の生地に加えて、同様に軽い折りたたみを行う。

5.15分後。軽く濡らした手で生地の一部の外側を持ち上げ、中央に折りたたむ。ボールを90℃回転させ、同様に折りたたむ。これをあと2回繰り返す。(折りたたみ作業は計4回、ボール一回転分です。)

6.30分後。作業台を軽くミストなどで湿らせてから生地をボールから取り出し、生地を優しく扱いながら少しずつできる限り薄く延ばし広げたら、ピスタチオとローズを生地全体に置いて巻きこむ。(ラミネーション)
ラミネーションのイメージ動画はコチラ↓

↑広げた生地にピスタチオとローズをのせた様子

7.30分後。軽く濡らした手で生地を下から持ち上げるようにしてコイルフォルドを行う。ボールを90℃回転させ、同様の作業を行う。これをあと2回繰り返す。(ここでも計4回、ボール一回転分です。)
コイルフォルドのイメージ動画はコチラ↓
8.2~3時間後。冷蔵庫にいれて6~24時間冷蔵発酵。
※この時点で生地のグルテンが弱い場合は、冷蔵庫にいれる前にもう一度コイルフォルドを行ってみてください。

9.8の生地を冷蔵庫から取り出し、打ち粉を生地の上と作業台に軽くふり、生地を作業台に取り出す。

10.取り出した生地を三つ折りし、カードやスケッパーで両端を切り落として残りを4等分にする。

11.切った生地を打ち粉をふったパンマット(コットンタオル)の上にのせ、最終発酵約45~60分。

12.生地を反転させてベーキングシートの上にのせ、クープをいれる。
13.オーブンを最高温度(250~300℃)で約45分予熱。オーブンにミスト機能がない場合は、耐熱容器にお湯を満杯にいれ、一緒にオーブンで温めておきます。
私のイギリスの新居のオーブンにはミスト機能がついていないので、こんな感じで予熱をしました↓
14.予熱が完了したら、生地をオーブンに並べ、霧吹きでミストをして260℃で焼成開始。(ミストあり10分)

15.10分後。オーブンの設定温度を240℃に落として、焼き色を確認しながらさらに5~15分焼く。

このパン、夫のお弁当のサンドイッチ用に焼いたのですが、焼いた後にローズはちょっと違うかな?と思ったり。。笑
でも、ハムやチーズと合うと思うので、具ををたっぷり挟んで持たせてあげたいと思います。(チーズはモッツァレラやブッラータのようにクリーミーなチーズが合いそうですよね?)

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