サワードウとの出会い。

ロンドンに来て初めて知ったサワードウ。

街を歩いていると、スーパーやベーカリーなどでやたら

Sourdough

という文字を目にするなと思っていたのですが、最初はあまり気に留めていませんでした。

もともとライ麦パンが好きで、「どこか美味しいライ麦パンを売っているベーカリーはないかな~」とキーワード検索してみたところ、出てきたのがE5 bake houseでした。

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美味しいライ麦パンを求めて、ワクワクしながら早速E5 bake houseに訪れてみたのですが、その日、お目当てのライ麦パンは既に売り切れ。。

せっかく1時間かけて歩いてきたのに、残念だなぁ・・としょぼくれつつも、

せっかくだし何も買って帰らないのはもったいない!

と思い、そこで目についたのが看板ブレッドの

Hackney Wild(ハックニーワイルド)

でした。

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買ってすぐに一口食べてみて・・・

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あまりの美味しさに衝撃が走りました。

パリッと軽やかで香ばしいクラストに、

    こんなパンはじめて!!!

水分たっぷりで、ちぎるとムギュ~~~っとひきのあるもっちもちのクラム。

そして口に広がる薫り高い酸味。

と瞬く間にサワードウの虜に。

サワードウの魅力は味だけではありませんでした。

サワードウのあまりの美味しさに食べるのが止まらなくなってしまい、一日でかなりの量を食べてしまったんです。(500グラムくらい)

もともと胃腸が弱いので、特に脂っこいものや食物繊維の多いものを食べすぎてしまうとすぐに胃腸の調子が悪くなってしまうのですが、

サワードウは食べすぎてもお腹の膨張感を感じないし、胃腸の調子も全く悪くなりませんでした。

それはなぜなのか、気になって調べてみたところ、サワードウは自然の発酵種を使って長時間発酵させることで、乳酸菌がパンの成分を消化しやすい状態にし、胃腸に負担がかからないパンであるということがわかりました。

工場などで大量生産されるイーストで膨らませたパンよりも、消化しやすい状態で店頭に並べられているということです。

さらに、乳酸菌パワーにより栄養価が高まり、低GI食品であるということも研究結果で判明しているようです。

サワードウは、食べて美味しく、胃腸に優しい、身体が喜ぶパンだったのです。

それは、自分自身の身体をもって実感することができました。

今の自分の目標は、ハックニーワイルドのようなサワードウを作ること。

これから自分なりに研究していきたいと思います。

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