サワードウの基礎が学べるパン教室に行ってきました

少し前の話になりますが、私のおすすめベーカリーの1つであるE5BAKE HOUSEのサワードウ基礎クラスに行ってきました。

予約はインターネットから。どの回も満員御礼の人気のパン教室です。

http://e5bakehouse.com/classes/bread/

http://e5bakehouse.com/classes/bread/

時間は11時から17時半まで。

作る内容は、カントリーローフ・ライローフ・ベーグル・チャバタの4種類。

それにランチ(スープ・チーズ・サラダ・パンの盛り合わせ・デザート・コーヒー)E5のサワー種・オリジナルトートバッグ・プラスチックスクレイパー・発酵カゴ・レシピがセットになって金額は150ポンド(約2万円弱)でした。

朝11時。約15名の受講者がベーカリーに集まり、クラスがスタート。

男女比は半々で、20代から70代くらいの幅広い年代で構成されていました。

まずは、「サワードウとは何か」ということから始まり、他の受講者と意見交換をしながら、サワードウの特徴や市販のイーストを使用したパンとの違いについて学びました。

一番最初の、「サワードウとはそもそもなんだと思いますか?」という講師の質問に対して、生徒から「小麦粉と水でつくったもの」「主食」「炭水化物」といった回答が挙がる中、「LIFE」という声が回答があり、参加者全員が「Yeah..」と深く頷き和むような一場面も。

そんな感じで和気あいあいとした雰囲気の中コースが進んでいきます。

 ホワイトスターターとライスターターを比較
スターターの起こし方やフィーディングの仕方の質問が飛び交います

その後、早速パンづくりがスタート。他の受講者と協力して計量をして生地をどんどん混ぜていきます。1つ発酵させているうちに、次の計量。そして、こねる。

1日で作るパンが4種類もあるので大忙しです!

ゆっくりメモをする暇すらありません。。

良い感じに膨らんでいます

ものすごいスピードで4種類のミキシングを終えたところで生地を休ませている間にボリューミーなランチをいただきつつ、ほっとひと息。盛り合わせのブリティッシュチーズの美味しさに感動しました。

1時間ほど生地を休ませたあとは、45分置きに生地の折りたたみ作業を3セット行います。

45分間待っている間に、製粉やお店の作業スペースで行われているシェイピングの様子を見学したり、他の参加者とお茶の時間を楽しみました。

店内にはりめぐらされている製粉機も圧巻でしたが、大きな男性3人組によるシェイピングの様子もかなり印象的で、まるでボール遊びするかのように次々とまんまるぷっくりした小麦粉のかたまりを手際よく発酵カゴに放り投げていきます。

その手さばきはお見事!

私もあんな風に生地を扱えるようになりたい・・と思いながら見学終了。

さて、あれこれ楽しんでいるうちにパンの発酵が終わり、ライローフはシェイピングの必要がないので、型にオリーブオイルを塗って焼成準備にはいります。

オーブンにいれる前のライローフ

他のパンはシェイピングにとりかかります。

ベーグルやカントリーローフは経験もあったため、そこまで難しく感じませんでしたが、チャバタはつるつるで生地が柔らかく繊細なので生地を扱うのに苦戦しました。

途中で生地に穴があいてしまうハプニングもありましたが、なんとか形にすることができました。

ベーグルのトッピングはお好みで

カントリーローフは、シェイピングの後にひと晩冷蔵庫で寝かせる必要があるため、発酵カゴにいれて家にお持ち帰り。

家での焼き方のレクチャーでは、キャストアイロンを使うのとそうでないのとどれくらいの違いがあるか、実験しました。

奥のパンがそのまま焼いたもので、手前がキャストアイロンを使ったもの

比べてみると焼き色も膨らみも全く違うことがよくわかります。要は焼き上げる際に高温かつ湿度を上げることが重要ということですね。

さてさて、パンが焼きあがりました~!

 一番盛り上がる瞬間=焼きあがった瞬間

それぞれ自分がつくったパンを袋につめて持ち帰ります。

私の作品

上の写真のパンに加えて、カントリーローフの生地(翌日家で焼くという宿題付き)とライスターターなど大量のお土産を抱えて帰宅。

さすがに夫と二人ではこんなにパンを食べきれないので、ほとんどのパンは冷凍保存をして2週間くらいかけて食べきりました。

大忙しのパン教室でしたが、内容がみっちりつまっていて要所要所でポイントやコツをわかりやすく教えてもらえたので大満足の一日となりました。

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