スペルト小麦、エンマー小麦と並んで古代小麦の1つであるアインコーン小麦を混ぜたサワードウを焼いてみました。
アインコーン小麦は、トウモロコシを彷彿させる甘味と香ばしい風味が特徴で、ほんの少し加えるだけで豊かな香りのサワードウになります。
薄くてパリパリのクラストと相性抜群!
現代小麦と異なり品種改良されていない小麦で、消化に優しく、グルテンが食べられない人向けにも使われています。
柔らかくサラサラした手触りでグルテンが弱いので、多く入れると膨らまないパンになってしまうことから、今回は10%程度にして焼きました。
焼いている側から香ばしさが漂ってきて、スライスするとゴールデンのキラキラクラムが楽しめます。
◆材料
強力粉 270g<90%>
アインコーン 30g<10%>
ルヴァン種 60g<20g>
水 240g<80%>
塩 6g<2%>
◆スケジュール(例)
<1日目>
9:00 強力粉とアインコーン小麦粉と水を混ぜてオートリーズ
(2~3時間)
12:00 生地にルヴァン種を混ぜる
種が全体に混ざったら30分程度生地を休ませる
12:45 塩を生地に入れて4~5分ほど混ぜ合わせる
(30分生地を休ませる)
13:30 折りたたみ
(30分生地を休ませる)
14:10 ラミネーション
(30分~1時間生地を休ませる)
14:45 折りたたみ 1回目
(30分生地を休ませる)
15:20 折りたたみ 2回目
(30分生地を休ませる)
16:00 折りたたみ 3回目
(30分生地を休ませる)
16:40 成形
(15~30分程度室温で生地を休ませる)
17:15 冷蔵庫に入れてひと晩寝かせる
<3日目>
8:00 オーブンを250℃で予熱
9:00 クープをいれて焼成
(250℃キャストアイロン蓋あり30分、蓋なし15分)