東京ベーカリー巡り vol.1

前回更新から少し時間が経ってしまいました。

帰国してから約1か月半、イギリスの家を出てから5つのホテルを渡り歩いてようやく新居に落ち着くことができました。

とはいえ、まだまだ家の中は片付いておらず、船便で送ったパン焼き道具は未だ海の上なのでパンが焼けない間はひたすら仕事の合間を縫ってベーカリー巡りの日々。

行ってみたいベーカリーがありすぎて時間と胃袋が足りませんが、これまで訪れたベーカリーの記録です↓

◆VANER

ノルウェー本場のサワードウブレッドを作っているヴァーネル。

日本の家屋を改装した上野桜木あたりの一角にあるお店は風情があり、その佇まいから期待が高まります。

こちらのお店のパンが好きすぎて、ロンドンに住んでいたときも一時帰国では必ず立ち寄り、本帰国後も既に何度も訪れています。

この美しい断面に思わずうっとり。

もっちもちで発酵の旨味がぎゅっとつまったクラムと、ほんのり焦げた香ばしいバリバリのクラストはやみつきもの。

サワードウブレッド以外のカルダモンロールやクロワッサンも絶品です。

あさイチに訪れてまだほんのり温かいものをゲットするのが最高で、一緒に売られているFuglenのコーヒーと合わせて楽しみたいお気に入りのモーニングスポット。

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〒110-0002 東京都台東区上野桜木2丁目15−6 あたり2


◆中村食糧

和歌山の名店が東京の清澄白河に中村食糧をオープン。

土曜日朝のオープン時間でも既に大行列ができている大人気店。

今回はシンプルなカンパーニュ「みんなのパン」、木苺とパイナップルとココナッツの「木苺」、ナッツとレーズンがごろごろはいった「たわわ」を購入。

写真から伝わるように、水分たっぷりのクラムはジューシーでもちもちを通り越したねっちり食感。

味も食感もこのお店でしか食べられない!と強く印象付ける唯一無二のパン。

随所に才能が光る、とにかくすごいパン屋さん。


〒135-0024 東京都江東区清澄3丁目4−20 FRAME102

◆Truffle bakery

白トリュフのバターロールが有名なこちらのお店。

外観、雰囲気、セレクション、何から何までセンス抜群!魅力溢れるベーカリー

今回は、白トリュフの塩パン(右下)とライサワードウ(左)、ライ麦・全粒粉・グラハム粉のサワードウ(右上)をチョイス。

白トリュフの塩パンはむぎゅっとした柔らかい食感の中にトリュフの風味とほのかな塩気が利いていて、さすが看板メニューなだけありましたが、残り2つのサワードウもとっても美味しくてびっくり!

心地よいほのかな酸味と旨味がぎゅっとつまったまさに私好みの味。

この断面も美しい。。

瞬く間に好きなベーカリーの1つになりました。

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〒135-0048 東京都江東区門前仲町1丁目15−2


◆bricolage bread & co.

六本木ヒルズの裏手、けやき坂テラスにあるスタイリッシュでおしゃれなカフェベーカリー。

お店の雰囲気と同様、パンもどれもフォトジェニック。

今回はサワードウとクルミのパンを購入。サワードウは酸味控えめでしっとり甘みのある味わいでした。

クルミのパンは、家に置いておいたら夫に食べられてしまって味見できず。。笑

晴れの日の週末、今度はテラス席でゆったりブランチをしたい。

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〒106-0032 東京都港区六本木6丁目15−1 けやき坂テラス1F


◆Maison Landemaine

パリに訪れたような気分になれるメゾンランドゥメンヌ。

こちらの名物であるフランスバターを使用したクロワッサンは、一口かじるとサクッとした軽やかなクラストから風味蓋かなバターの香りがふわっと脳内を刺激し、噛みしめる度に至福の瞬間をもたらたしてくれる逸品中の逸品。

ハード系のパンも美味しく、伝統的な製法で作られた石挽き全粒紛と小麦粉の天然酵母パンもしっとりほのかな旨味と酸味があり、まさに本場の味。

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〒106-0041 東京都港区麻布台3丁目1−5 日ノ樹ビル


◆Fumigrafico

夕方からアトリエで販売されるFumigraficoのパン。

代々木上原のNODEのマルシェで販売されると聞きつけ、土曜日のあさイチで訪れました。

一番食べたかったカンパーニュは目の前で売り切れてしまいましたが、ミッシュ、プレッツェルベーグル、いちじくブラックペッパー等のハード系に加え、酵母のバナナケーキとスコーンを購入。

その中でも特にバナナケーキとスコーンが美味しく、酵母菓子の魅力をあらためて思い知らされました。

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〒151-0062 東京都渋谷区元代々木町22−10


◆No.4

いつも多くの人で賑わう麹町の人気店。

こちらのお店は前に住んでいた家の近くだったこともあり、オープン時から足繁く通っていました。

湯種製法で作られるサワードウは酸味がほとんどなくもちもちの食感。日本人の好みに合わせて作られている印象。

工夫がつまったパンの数々は、食べる度に新たな発見をもたらしてくれます。

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〒102-0081 東京都千代田区四番町5−9


◆Pelican

焼いているのは食パンとロールパンのみという老舗の有名ベーカリー。

並ぶのを覚悟で平日朝に行ったら行列もなく予約なしですんなり購入することができました。

朝イチではロールパンはまだできていないとのことで、1斤と1.5斤を1つずつ購入。

材料は同じでも大きさで食感が異なるのだとか。

ということで、早速食べ比べ。

確かに1斤の小さい方はもちもち弾力が強く、1.5斤の大きい方はよりふんわり柔らかな食感。

味も最近流行りのケーキのような食パンとは異なり、副材料はバターのみというシンプルさ。

ペリカンのパンは毎日食べても飽きないと言われることに大納得。長年人々に愛される理由がわかるような気がしました。

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〒111-0042 東京都台東区寿4丁目7−4


◆BARTIZAN BREAD FACTORY

サワードウブレッドが看板メニューの新しいベーカリー。日本のパン屋さんというより海外のおしゃれなベーカリーカフェといったイメージ。

とはいえ、こちらのサワードウも酸味控えめで誰でも食べやすいように作られている気がしました。

全粒粉のサワードウも滋味深くもっちりして美味しい。

他にも気になるパンがたくさんあったので、近々また訪れたいベーカリーのひとつ。

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〒107-0062 東京都港区南青山7丁目11−4 Ⅲ1F H・T MINAMIAOYAMA BUILDING Ⅲ


◆BAKE MAN

大森の大通りに面する小さなお店。

ハード系からソフト系まで小ぶりでベーシックなパンが多いですが、1つ1つ丁寧に作りこまれているのが伝わってきます。

カンパーニュはふんわり柔らかで小麦粉の風味が香り、食事に合わせやすい感じでした。

駅から少し離れたところにありますが、平日でもお客さんがひっきりなしに訪れるローカルの人気ベーカリーです。

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〒143-0023 東京都大田区山王2丁目18−1 218#102

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