ターキッシュエッグ。思い出の味。

お気に入りのサワードウブレッドの食べ方はなんですか?

シンプルにそのまま。
バターやジャムを塗って。
サンドイッチ、あるいはスープ。

楽しみ方は色々でアレンジも無限大ですが、私のお気に入りの一つは、
ターキッシュエッグです。

ターキッシュエッグとは、ニンニクを混ぜたヨーグルトにポーチドエッグをのせて、スパイシーなブラウンバターをかけた中東料理で、その歴史は長く、15世紀のオスマン帝国時代から食されていたという記録も残っているのだとか。

私がこの料理に出会ったのは数年前のロンドン留学時代。
とあるグルメ記事で有名シェフのカフェが取り上げられてられていて、看板メニューであるターキッシュエッグが紹介されているのを発見したことがきかっけでした。
その見た目から味の想像がつくようなつかないような・・でも、瞬く間に食欲そそるビジュアルの虜になってしまった私は、学校が休みの日に早速開店時間めがけてこのカフェへ向かったことをよく覚えています。

そして、初めて口にしたとき、
クリーミーなヨーグルトとポーチドエッグの食感に、スパイシーな芳ばしいバターの風味。なんともエキゾチックな味わい・・ その美味しさといったら想像以上で。
今となっては中東や地中海料理もよく食べるようになりましたが、当時はあまり馴染みがなかったこともあり、私にとってこの料理はとても新鮮に映りました。
終始五感をフル稼働させながら最後まで楽しんだことが良い思い出です。

こんな出会いや発見があるから、食べ歩きはやめられないんですよね。

この料理の出会うきっかけとなったそのカフェは、残念ながらシェフが次のステージへと進むということで、数年前に多くのファンに惜しまれながら閉店してしまいました。
このカフェは、留学中に(当時彼氏だった)夫が日本からイギリスに遊びにきてくれた初日に一緒に訪れた思い出の場所でもあり、結婚後も何度か二人で訪れました。その度に私は飽きずにこのターキッシュエッグを注文。
この料理は私にとって、いつの間にやらちょっとした思い入れのある一皿になっておりました。

家での作り方は意外と簡単。

以下3つを作って、順番にのせるだけ。
分量は二人分です。

1.ヨーグルトクリーム
ギリシャヨーグルト 100g
ニンニクすりおろし 1片分
塩 小さじ1
→ヨーグルトはよく混ぜてクリーム状にします。

2.ポーチドエッグ
卵 2個

3.スパイシーブラウンバター
バター 大さじ2
アレッポとうがらし 小さじ1
 ※パプリカパウダーとチリパウダーで代用も可
 ※クミンを入れてもOK
オリーブオイル 小さじ1
チリフレーク 適量
→フライパンにバターをいれて、茶色くなるまで温め、最後にスパイスとオリーブオイルを加えます。バターは焦がし過ぎないようにご注意を。

最後にディルなどのハーブをトッピングして出来上がり♪

この写真を撮ったとき、近所のスーパーでディルが売っていなかったので、代わりにパセリをのせています^^;
あちこちのスーパーを探し回ったのになぜか見つからず・・まさかのディル難民に。
ということで、この点何卒ご容赦下さい。

エキゾチックな風味が楽しめるターキッシュエッグ。
休日のブランチなどにいかがでしょうか?

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