ザクホロ全粒粉入り酵母スコーン

私のベーキング道具が日本からイギリスに届くまでの間、多くの道具を使わなくても作れる手軽な酵母菓子の研究にいそしんでおります。(もちろん使うのはルヴァンの余り種^^)

スコーンと言えば、蔵前にあるCAMERAのスコーンが好物でして。

このもりっとしたフォルムがたまりません♡
このスコーン、見た目だけでなく食感もザクッホロッとしていて。口の中でバターの香りがふわぁっと広がり、とても好みのタイプなんです。

これをルヴァン種で作りたい!と思い、作ってみたのがコチラ↓

美味しいと評判のLondon Borough of Jamのストローベリー&ローズウォータージャムと合わせたかったので、今回はシンプルに全粒粉入りのプレーンスコーンにしてみました。
ちなみに、ちょっとお高めですが、こちらのジャムブランドは日本でも購入可能です。

◆材料

・薄力粉 100g
・強力粉 80g
・全粒粉 100g
・ブラウンシュガー 30g
・塩 2.5g
・ルヴァン種 40g
・バター 90g(1㎝各に切って冷蔵庫で冷やしておく)
・全卵(生地用) 30g
・牛乳 80g
・溶き卵(仕上げ用) 適量

◆作り方

1.ルヴァン種と卵と牛乳をボールにいれて、泡だて器をボールにこすりつけるようにしながら混ぜる(泡立てない)。とろっとした液体状になったら冷蔵庫で冷やしておく。

2.別のボールに薄力粉全粒粉とブラウンシュガーと塩をいれ、全体が均一になるように混ぜる。

3.冷蔵庫で冷やしておいたバターを2にいれ、手のひらで揉むようにしながら粉と混ぜる。(バターが溶け出さないように手早く行います。)クランブルのように全体がもろっとする程度、粗目でOKです。

4.3に1を加えてヘラやカードなどで切るようにしながら粉と液体をなじませていく。(この時練らないように注意します。)少し粉っぽさが残る程度までで大丈夫です。

5.4をラップの上に置き、そこに別のラップをかけて、上から麺棒で長方形になるように均一に伸ばす。(伸ばした後の高さの目安は約2cm)

6.5のラップを外して、生地を半分に切り、切った生地を重ねる。

7.再び6にラップをのせ、5~6をもう一度繰り返す。(この時、伸ばした後の高さの目安は約2.5cmになるようにする)

8.7をラップで包み冷蔵庫で1~3日寝かせる。

9.オーブンを200℃に予熱しておく。

10.8を冷蔵庫から取り出し、好きな型で抜き取る(ナイフで四角に切ってもOK)
 ※このとき切断面を触らないようにします(腹割れ・レイヤーを作るポイント)

11.卵液を表面にを塗る。

12.200℃に予熱したオーブンで約15~20分焼く。

四角いスコーンも好きですが、菊型も可愛くてよく使っています。

若干レシピは異なりますが、工程写真付きは下記リンク先に載せています↓
こちらのものは砂糖もバターもかなり控えめです。

今回のスコーンはバターリッチ。味の余韻に現るほんのりした塩気のアクセントが、優しい甘みを際立たせます。
夫もこのスコーンはお気に入りで、焼くと喜んで食べてくれます。

フィリングを加えて色々なアレンジが楽しめそうです♪

3 thoughts on “ザクホロ全粒粉入り酵母スコーン

  1. はじめまして!すばらしいレシピばかりで、いつも参考にさせてもらっています。
    酵母スコーンのレシピ、牛乳の分量はどのくらいでしょうか。

    よろしくお願いします。

    1. hemoさんこんにちは!
      コメントありがとうございます。牛乳の記載が抜け落ちており失礼しました。
      こちら80gです。
      本文も追加して修正しました。お問い合わせありがとうございました。
      引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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